電子基板(プリント基板)の発注方法|初心者が知っておきたい基礎知識と手順
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- タイトル:電子基板(プリント基板)の発注方法|初心者が知っておきたい基礎知識と手順
- 電子基板(プリント基板)とは
- 基板の種類と選び方
- 製造工程の基本:設計から完成までの流れ
- FAQ

ディスクリプション:プリント基板の発注方法を初心者向けに解説。片面・両面・多層の選び方から、ガーバーファイルの準備、JLCPCBへの発注手順まで、基板づくりの基本をステップごとに紹介します。
タイトル:電子基板(プリント基板)の発注方法|初心者が知っておきたい基礎知識と手順
「基板を作りたいけど、どこから始めればいいかわからない」という初心者の方は多いでしょう。実は、プリント基板の発注は手順さえ理解すれば難しくありません。この記事では、基板の基本知識から種類の選び方、JLCPCBへの発注手順までをわかりやすく解説します。
電子基板(プリント基板)とは
プリント基板(PCB:Printed Circuit Board)は、電子部品を固定し、電気的に接続するための板です。絶縁材料の表面に銅の配線パターンが形成されており、スマートフォンから家電製品まであらゆる電子機器に使われています。
部品を載せる前の状態を「PCB」、部品を実装した完成状態を「PCBA」と呼びます。発注時にどちらが必要かを明確にしておくことが重要です。詳しい部品と実装の基礎については、[基板の部品と実装をわかりやすく解説]した記事も参考にしてください。
基板の種類と選び方

基板には大きく3つの種類があり、用途によって選ぶべき種類が異なります。
片面基板
配線が片面のみの最もシンプルな構造です。製造コストが低く、シンプルな回路やLED制御基板など、低コストで量産したい製品に向いています。
両面基板
表裏両面に配線できるため、片面より複雑な回路を実現できます。ホビー用途からIoT機器まで、幅広いプロジェクトで最もよく使われる標準的な選択肢です。
多層基板
3層以上の配線層を持つ高機能な基板です。スマートフォンやPCなど高密度・高速な回路が必要な製品に使われますが、製造コストが上がるため用途をよく検討してから選びましょう。
迷ったら両面基板からスタートするのが初心者にとって最も無難な選択です。
製造工程の基本:設計から完成までの流れ
発注前に製造の全体像を把握しておくと、トラブルを防げます。基本的な流れは以下の4ステップです。
①回路設計・基板レイアウト
EasyEDAやKiCadなどの設計ツールで回路図を作成し、基板上の部品配置と配線パターンを設計します。
②ガーバーファイルの生成
設計データを製造用のファイル形式(ガーバーファイル)に書き出します。このファイルが発注時に必要な製造データです。
③基板製造
メーカーがガーバーファイルをもとに基板を製造します。JLCPCBの場合、標準仕様であれば最短24時間以内に製造が完了します。
④実装(必要な場合)
PCBだけでなくPCBAが必要な場合は、製造後に部品実装を依頼します。JLCPCBではPCB製造と実装をワンストップで依頼できます。
JLCPCBへの発注手順

JLCPCBへの発注は、大きく3ステップで完了します。
ステップ1:ガーバーファイルをアップロード
JLCPCBの発注ページにアクセスし、設計ツールで生成したガーバーファイルをアップロードします。アップロード後、基板のプレビューが自動表示されるので設計に問題がないか確認しましょう。
ステップ2:仕様を設定する
基板サイズ・層数・数量・表面処理・はんだマスクの色などを選択します。初心者は迷ったらデフォルト設定のままで問題ありません。変更するたびに価格がリアルタイムで更新されます。
ステップ3:注文・支払い・発送
仕様確認後、カートに追加して支払いを完了すれば発注完了です。製造完了後、指定した住所に発送されます。
FAQ
Q:設計ツールは何を使えばいいですか?
A:初心者にはEasyEDAがおすすめです。無料でブラウザ上で動作し、JLCPCBへの直接発注機能も備えています。インストール不要で手軽に始められます。
Q:最低何枚から発注できますか?
A:JLCPCBでは5枚から発注可能です。試作段階では少量から始め、問題がなければ量産に移行するのが一般的です。
Q:ガーバーファイルの作り方がわかりません。
A:EasyEDAやKiCadには、ガーバーファイルを自動生成する機能が標準搭載されています。設計完了後にメニューから「ガーバー出力」を選ぶだけで生成できます。
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