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プリント基板を自作するには?初心者向けに設計から発注までの流れを解説

初出公開日 Mar 31, 2026, 更新日 Mar 31, 2026

1 min

目次
  • プリント基板の自作とは
  • 自作に必要なもの
  • 自作の基本ステップ
  • ①回路図を設計する
  • 自作にかかる費用の目安
  • FAQ

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「プリント基板を自分で作ってみたい」と思ったとき、最初に壁になるのが「どこから始めればいいかわからない」という問題です。実は、プリント基板の自作は設計ツールと発注サービスを使えば、初心者でも取り組めます。この記事では、基板自作の2つのアプローチと、設計から発注までの基本的な流れをわかりやすく解説します。

プリント基板の自作とは

「基板を自作する」には大きく2つのアプローチがあります。

1つ目は、銅張積層板にエッチング液を使って自宅で基板を手作りする方法です。手軽に試せる反面、精度に限界があり、細かい配線や両面基板の製作は難しくなります。

2つ目は、設計ツールで回路と配線を設計し、製造業者に発注して高品質な基板を作る方法です。現在はJLCPCBのような格安製造サービスが普及しており、少量・低コストでプロ品質の基板を手に入れられます。初心者には**「設計して発注する」**方法が現実的でおすすめです。

自作に必要なもの

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プリント基板を自作する際に必要なものを紹介します。

設計ツール(EasyEDA・KiCad)

基板設計には専用のCADツールが必要です。初心者に特におすすめなのがEasyEDAです。ブラウザ上で動作し、インストール不要・完全無料で使えます。JLCPCBへの直接発注機能も備えているため、設計から発注まで一気通貫で進められます。より高機能なツールを求める場合は、オープンソースのKiCadも選択肢です。

回路図と部品リスト

設計の前に、作りたい回路の回路図と使用する部品リスト(BOM:Bill of Materials)を用意します。回路図は電子部品の接続関係を表した論理的な設計図で、これをもとに基板レイアウトを作成します。

ガーバーファイル(製造データ)

発注に必要なのがガーバーファイルです。設計ツールで作成した回路データを製造用のファイル形式に変換したもので、これを製造業者にアップロードすることで基板が製作されます。EasyEDAやKiCadにはガーバーファイルの自動出力機能が標準搭載されています。

自作の基本ステップ

①回路図を設計する

EasyEDAで新規プロジェクトを作成し、使用する部品のシンボルを配置して配線を引きます。部品ライブラリが豊富に用意されているため、抵抗・コンデンサ・ICなど一般的な部品はすぐに見つかります。

②基板レイアウトを作成する

回路図が完成したら、基板レイアウト画面に切り替えて部品の物理的な配置と配線パターン(トレース)を設計します。部品を適切な位置に配置し、DRCチェック(設計ルールチェック)でエラーがないことを確認してから次のステップへ進みます。

③ガーバーファイルを出力する

レイアウトが完成したら、メニューから「Fabrication Output」→「Gerber」を選択してガーバーファイルを出力します。出力されたファイルはZIP形式にまとめておくと発注時にスムーズです。

④JLCPCBで発注する

JLCPCBの発注ページにガーバーファイルをアップロードすると、基板のプレビューが自動表示されます。層数・基板サイズ・枚数・表面処理などを選択し、支払いを完了すれば発注完了です。EasyEDAを使っている場合は「Order at JLCPCB」ボタン一つで発注画面に遷移できます。

自作にかかる費用の目安

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基板自作にかかる主なコストは3つです。

設計ツールはEasyEDAもKiCadも無料で使用できます。

発注費用はJLCPCBの場合、両面基板100mm×100mm以内であれば5枚から数百円程度(送料別)で製造できます。枚数が増えるほど1枚あたりの単価は下がります。

部品費用は回路の規模によって大きく変わりますが、シンプルな電子工作レベルであれば数百〜数千円程度が目安です。

合計すると、シンプルな基板であれば初回でも数千円以内でプロ品質の基板を手にすることができます。

FAQ

Q:プログラミングの知識がなくても基板は自作できますか? A:はい、基板設計自体にプログラミングは不要です。EasyEDAのGUI操作で回路図と基板レイアウトを作成できます。ただしマイコンを搭載する場合は、別途プログラムの作成が必要になります。

Q:最初の1枚はどんな回路から始めるといいですか? A:LEDを点滅させる回路や、電源回路など部品点数が少ないシンプルな回路から始めるのがおすすめです。設計ツールの操作に慣れることを最初の目標にしましょう。

Q:設計ミスがあった場合はどうなりますか? A:製造後に設計ミスが発覚した場合は、設計を修正して再発注が必要です。DRCチェックでエラーを事前に確認し、ガーバービューアで製造データを目視確認する習慣をつけると手戻りを減らせます。

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