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ピッチ変換基板と変換基板の使い方:小型ICやセンサーモジュールを試作で扱うコツ

初出公開日 Jun 17, 2026, 更新日 Jun 17, 2026

1 min

目次
  • 小さな部品はそのままでは使いにくいので変換して使いやすくする。
  • ピッチ変換基板とはなにか
  • 変換基板は試作の橋渡し役
  • 変換基板を実際に使う前に確認すべきこと
  • ピッチ変換基板にはんだ付けするときのコツ
  • 試作後は本番基板に活かす
  • まとめ:変換基板は小型部品を使う第一歩

小さな部品はそのままでは使いにくいので変換して使いやすくする。

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 電子工作をしていると、便利そうなICやセンサーを見つけても、「足の間隔が細かすぎて使えない」と感じることがあります。とくに最近の部品は小型化が進んでおり、ブレッドボードやユニバーサル基板にそのまま差し込めないものも多くあります。

 そんなときに役立つのが、ピッチ変換基板や変換基板です。小さな部品の端子間隔を、扱いやすい間隔に変換することで、試作や実験がぐっと楽になります。

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ピッチ変換基板とはなにか

 ピッチとは、部品の端子と端子の間隔のことです。ブレッドボードや一般的なピンヘッダでは、2.54mmピッチがよく使われます。つまり部品の端子と端子が2.54mmの間隔のものはそのまま挿して使えます。一方、小型ICやセンサーモジュールでは、0.5mm、0.65mm、1.27mmなど、もっと細かいピッチの部品もあります。

 ピッチ変換基板は、この細かい端子間隔を2.54mmなどの扱いやすい間隔に変換するための基板です。小型ICを変換基板にはんだ付けし、ピンヘッダを立てれば、ブレッドボードやジャンパーワイヤで扱いやすくなります。

変換基板は試作の橋渡し役

 変換基板は、部品と実験環境をつなぐ橋渡しのような存在です。たとえば、SOP、SSOP、QFP、QFNなどの小型パッケージ部品を使いたい場合、そのままでは配線が難しいことがあります。ピッチが異なるだけでなく、そもそも2列の端子を1列にしてくれる変換基板も作ることが可能です。変換基板を使えば、細かい端子を広い間隔に引き出せるため、テスターで確認したり、マイコンと接続したりしやすくなります。

 また、センサーモジュールや通信モジュールの端子形状が合わないときにも便利です。専用基板を作る前に、変換基板で動作確認しておけば、後から作る本番基板の失敗を減らせます。

変換基板を実際に使う前に確認すべきこと

 ピッチ変換基板を選ぶときは、まず部品のパッケージとピン数を確認します。同じように見えるICでも、端子の数や幅、足の形が違うことがあります。SOP用、SSOP用、QFP用など、変換基板には対応する形状があるため、部品のデータシートと照らし合わせることが大切です。一般的には、データシートの部品寸法の情報が載っている周辺に端子の情報もあることが多いです。

 次に、ピン番号の向きも確認しましょう。ICには1番ピンの位置が決まっています。変換 基板側の表示とICの向きを間違えると、電源や信号の接続が逆になり、部品を壊す原因になります。

ピッチ変換基板にはんだ付けするときのコツ

 小型ICをピッチ 変換 基板にはんだ付けするときは、部品を正確に位置合わせすることが重要です。最初に1本だけ仮止めし、向きや位置を確認してから残りのピンをはんだ付けすると失敗しにくくなります。

 ピン間隔が細かい場合は、はんだを付けすぎないことも大切です。隣のピンとつながるブリッジが起きたら、フラックスやはんだ吸い取り線を使って整えます。作業後は、テスターの導通チェックで隣同士がショートしていないかを確認しましょう。

試作後は本番基板に活かす

 変換基板で動作確認ができたら、その結果を本番の基板設計に活かせます。必要なピン、不要なピン、プルアップ抵抗の有無、電源電圧、ノイズの出やすさなどを事前に確認しておけば、専用基板を作るときの安心感が増します。

 また、変換基板で作った試作回路をそのまま作品に組み込むこともできます。小さな作品では、無理に専用基板を作らず、変換基板をうまく使う方が早く完成する場合もあります。

まとめ:変換基板は小型部品を使う第一歩

 ピッチ変換基板や変換基板は、小型ICやセンサーを電子工作で扱うための便利な道具です。細かい端子を扱いやすい間隔に変換することで、試作、測定、動作確認がしやすくなります。

 部品のパッケージ、ピン数、向き、電源電圧を確認しながら使えば、難しそうに見える小型部品にも挑戦しやすくなります。電子工作で使える部品の幅を広げたいなら、変換基板はぜひ覚えておきたいアイテムです。

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